豪州センチメンタル・ジャーニー 篇(その2)
2016年5月26日(木)
ここ数日とても暖かい・・・って言うか・・・暑い。昨日はそれほどでもなかったけれど、月曜日は最高気温が31℃近辺まで上がったし、火曜日も30℃近かったので、初夏というより盛夏に近い暑気です。今日も27℃だった由。今年はペルー沖の海水温度が低めのラ・ニーニャ現象が観測され、夏場は猛暑が予想されている様なのですが、5月下旬の今からこの気温では先が思いやられます。
我が家で元気に咲いているバイカウツギ。スッキリした香りも良い。
唱歌「夏は来ぬ」で歌われている卯の花はウツギのことなので、種類は違うかも知れないけれど、我が家のこのウツギが咲くと、本当に夏が来た!と思えます。
ご近所のおだまき。これも可愛い花です。
前々回書いたシドニー旅行の続きです。
DAY4(3/25)
この日、今回の旅行の主目的の一つであるシドニー・ロイヤル・イース
ター・ショーを朝から見に行く。シドニーの人に言わせると、南半球
最大の祭典だそうだけど、まあ、それほど凄い代物ではなくて、シドニ
ーが州都であるNSW州の物産展+芸術&クラフト&諸作品展示会+
農林牧畜業技術競技会+遊園地+福袋販売会+α が寄り集まった、
フェア、フィエスタと言ったものですね。
昔、「ステート・フェア」というアメリカのミュージカル映画があって、
その舞台となった地方の州の町で開催されるフェアの鄙びた感じが当方
好きなのだけど、それに似た感触があります。
ホテル近くの駅から電車で約一時間かかってオリンピック・パークと
いう所に着く。2000年シドニー五輪のメイン会場になった地域で、
会場に向かう道はどこから湧いて出てきたのか、と思うくらいの人たちが
うじゃうじゃ。シドニーってこれだけ人がいたんだあ、と感嘆する。
まずは、地域対抗の農産物展示を見てみよう。
こちらはCENTRALだからNSW州の中央部。
それに対して、こちら↓はSOUTHERNだから同州南部。
NSW州北部に隣接するQLD州南東部も頑張っているぞ。
次は、競技会場へ移動して、丸太割り競争を観戦する。種目によって直径
40cm~1mくらいの木の丸太を斧で半分にちょん切る時間を競う。
これには、自分が丸太に乗っかって斧を振るう垂直バージョンと、丸太を
万力みたいな台に挟んで固定して、野球のバットみたいに斧を振るう水平
バージョンがある様で、どちらにしても筋肉隆々のマッチョ兄さんたちが
「俺に任せろ!」とばかりガンガン斧を丸太に打ち込む。
これが垂直バージョン(?)。重力を活用するので斧の破壊力が半端
じゃない。
割れた!
こちらが水平バージョン(?)。両側から楔形に切れ込みを入れてちょん
切る。
とどめの一撃で上半分が吹っ飛ぶ。
長い木(5~6mくらい)がトーテムポールの様に立てられたので、一体
何かと思ったら、これはリレー種目用のもの。二人が大小の水平バージョン
をやった後、バトンタッチして、三人目がこの長い木に3か所切り込みを
入れて、そこに板を差し込んでそれを足場として上に上がって行き、最後に
木のてっぺんをちょん切る、と言う業を披露する。これはなかなか見応えが
ある。
足場の板を差し込む
最後の一撃でてっぺんを落とす。やった!
移動し、SHOWBAGのパビリオンを覗く。
子供向けのSHOWBAG ― テーマ別の福袋みたいなもの ― がわんさか
売られている。親子連れで来ている子供の大半はこれを買って貰って帰る。
種類は、アナ雪、STARWARS、ハローキティ、ポケモン、機関車トーマス、
バービーなど多彩で多数。
いろいろ見て回って、午後市内に戻って来る。
夕方、予約していた水上タクシーに乗る。サーキュラーキーの船着き場から
20分程度シドニー湾内を回ってくれる。
小さくてすばしっこそうな船だ。
オペラハウスを海上から眺める。あれだけ大きなものが揺れて
見える ・・・ って、揺れているのは自分だろう!
オペラハウスの向こうにダイアモンド・プリンセスが停泊。
ガイドさんによると、丁度南極で活動する日本の「しらせ」が入港して
いるとのことで、遠景だけど何とか撮影する。右側のオレンジ色で
ずんぐりした船体がしらせ。
この日は、我々夫婦だけだったので、いつもより多めに30分ほど
乗せてくれた。ありがとう。
夕食は、日本料理レストラン「SAKANAYA」さんに行く。
駐在していた頃は良く来たお店で、何を食べても美味しい。
当時から我ら夫婦の大好物、カレイの唐揚げ(骨までバリバリ食べられる)
と
さかなや丼(海鮮丼)。味は変わらない。
店主のYさんが、我々を覚えてくれていて、いろいろお話をする。シドニー
も、中国人の爆買いの対象になっているそうで、但し不動産。ちょっと
見の良い物件が億円単位でどんどん買われるそうな。なので、シティへ
行くのに交通の便が良い場所でマンションの建設ラッシュが起きているとの
こと。中には拙速で建てるものもあり、入居後の水漏れなどが起きることが
あるので、要注意だとか。【13年で 変わったこと ― ④】
― 続く ―
Nick@今日は休肝日なので飲んでいません。悲しい。
ここ数日とても暖かい・・・って言うか・・・暑い。昨日はそれほどでもなかったけれど、月曜日は最高気温が31℃近辺まで上がったし、火曜日も30℃近かったので、初夏というより盛夏に近い暑気です。今日も27℃だった由。今年はペルー沖の海水温度が低めのラ・ニーニャ現象が観測され、夏場は猛暑が予想されている様なのですが、5月下旬の今からこの気温では先が思いやられます。
我が家で元気に咲いているバイカウツギ。スッキリした香りも良い。
唱歌「夏は来ぬ」で歌われている卯の花はウツギのことなので、種類は違うかも知れないけれど、我が家のこのウツギが咲くと、本当に夏が来た!と思えます。
ご近所のおだまき。これも可愛い花です。
前々回書いたシドニー旅行の続きです。
DAY4(3/25)
この日、今回の旅行の主目的の一つであるシドニー・ロイヤル・イース
ター・ショーを朝から見に行く。シドニーの人に言わせると、南半球
最大の祭典だそうだけど、まあ、それほど凄い代物ではなくて、シドニ
ーが州都であるNSW州の物産展+芸術&クラフト&諸作品展示会+
農林牧畜業技術競技会+遊園地+福袋販売会+α が寄り集まった、
フェア、フィエスタと言ったものですね。
昔、「ステート・フェア」というアメリカのミュージカル映画があって、
その舞台となった地方の州の町で開催されるフェアの鄙びた感じが当方
好きなのだけど、それに似た感触があります。
ホテル近くの駅から電車で約一時間かかってオリンピック・パークと
いう所に着く。2000年シドニー五輪のメイン会場になった地域で、
会場に向かう道はどこから湧いて出てきたのか、と思うくらいの人たちが
うじゃうじゃ。シドニーってこれだけ人がいたんだあ、と感嘆する。
まずは、地域対抗の農産物展示を見てみよう。
こちらはCENTRALだからNSW州の中央部。
それに対して、こちら↓はSOUTHERNだから同州南部。
NSW州北部に隣接するQLD州南東部も頑張っているぞ。
次は、競技会場へ移動して、丸太割り競争を観戦する。種目によって直径
40cm~1mくらいの木の丸太を斧で半分にちょん切る時間を競う。
これには、自分が丸太に乗っかって斧を振るう垂直バージョンと、丸太を
万力みたいな台に挟んで固定して、野球のバットみたいに斧を振るう水平
バージョンがある様で、どちらにしても筋肉隆々のマッチョ兄さんたちが
「俺に任せろ!」とばかりガンガン斧を丸太に打ち込む。
これが垂直バージョン(?)。重力を活用するので斧の破壊力が半端
じゃない。
割れた!
こちらが水平バージョン(?)。両側から楔形に切れ込みを入れてちょん
切る。
とどめの一撃で上半分が吹っ飛ぶ。
長い木(5~6mくらい)がトーテムポールの様に立てられたので、一体
何かと思ったら、これはリレー種目用のもの。二人が大小の水平バージョン
をやった後、バトンタッチして、三人目がこの長い木に3か所切り込みを
入れて、そこに板を差し込んでそれを足場として上に上がって行き、最後に
木のてっぺんをちょん切る、と言う業を披露する。これはなかなか見応えが
ある。
足場の板を差し込む
最後の一撃でてっぺんを落とす。やった!
移動し、SHOWBAGのパビリオンを覗く。
子供向けのSHOWBAG ― テーマ別の福袋みたいなもの ― がわんさか
売られている。親子連れで来ている子供の大半はこれを買って貰って帰る。
種類は、アナ雪、STARWARS、ハローキティ、ポケモン、機関車トーマス、
バービーなど多彩で多数。
いろいろ見て回って、午後市内に戻って来る。
夕方、予約していた水上タクシーに乗る。サーキュラーキーの船着き場から
20分程度シドニー湾内を回ってくれる。
小さくてすばしっこそうな船だ。
オペラハウスを海上から眺める。あれだけ大きなものが揺れて
見える ・・・ って、揺れているのは自分だろう!
オペラハウスの向こうにダイアモンド・プリンセスが停泊。
ガイドさんによると、丁度南極で活動する日本の「しらせ」が入港して
いるとのことで、遠景だけど何とか撮影する。右側のオレンジ色で
ずんぐりした船体がしらせ。
この日は、我々夫婦だけだったので、いつもより多めに30分ほど
乗せてくれた。ありがとう。
夕食は、日本料理レストラン「SAKANAYA」さんに行く。
駐在していた頃は良く来たお店で、何を食べても美味しい。
当時から我ら夫婦の大好物、カレイの唐揚げ(骨までバリバリ食べられる)
と
さかなや丼(海鮮丼)。味は変わらない。
店主のYさんが、我々を覚えてくれていて、いろいろお話をする。シドニー
も、中国人の爆買いの対象になっているそうで、但し不動産。ちょっと
見の良い物件が億円単位でどんどん買われるそうな。なので、シティへ
行くのに交通の便が良い場所でマンションの建設ラッシュが起きているとの
こと。中には拙速で建てるものもあり、入居後の水漏れなどが起きることが
あるので、要注意だとか。【13年で 変わったこと ― ④】
― 続く ―
Nick@今日は休肝日なので飲んでいません。悲しい。
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