フェルメール展を見てきました 篇

2018年11月26日(月)   

近頃、満都の耳目を集めている、上野の森美術館にて開催中の
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「フェルメール展」を11月1日(木)に見て参りました。

折しも好天に恵まれた晩秋の一日、大学同期の三人が 9:10 にJR上野駅公園改札に集結し、えいえいおーの掛け声も勇ましく、目指す美術館に繰り出すも、そこには既に数十人の行列が並んでおり、それでも「これくらいならば、昨年の怖い絵展の大行列に比ぶれば何のことやある」などと嘯きながら、「ここが最後尾」のサインのところに並ぶ。

やがて時至り、最初の入館時間帯のチケットを持つ人々がぞろぞろと入館、イアホンガイド(これは全員に提供される)の装着ももどかしく、ギャラリーへと歩を進める。さて、この
美術展、どの様に鑑賞するべきか。
Webで見ましたら・・・
  ・この展覧会は、日にちと時間帯指定制のチケットとなっている。入館は
   その指定の時間帯内(例えば、9:30〜10:30とか)で
   あればOKで、いつまででもいられる。
  ・土日は混む。また平日の日中も混みがち。なので、(a) 平日の朝一に
   行くか、(b) 平日の夕方以降に行くのがお勧め。
  ・フェルメールの作品8点は最後の部屋(フェルメール・ルームだと)
   にひとまとめに展示されている。
  ・フェルメール以外のオランダ17世紀の諸作品も来ていて、それらを
   最初から順番に見ていくのが本来は望ましいのだけれど、朝一に
   行った場合、最後のフェルメールのところに辿り着くまでには、かなり
   混んでしまっている恐れがある。
  ・なので、朝一に行く場合ちょっと異例ではあるが、まず最後の部屋へ
   急行し、じっくりフェルメールの絵を見てからおもむろに取って返し、
   最初から見るのがコツだ。
などと書いてあったので、(a) に該当する我らはこの方法を今回採用すること
とし、三人でフェルメールの部屋へと急ぐ。

ああ、ここだここだ。おお、あれがフェルメール、それもフェルメール、
これもフェルメール。さすが8作品も一部屋に並ぶと壮観だあ。そして
それぞれの絵の前には数人いるだけ。うむ、これならばじっくり見ることが
出来るぞ。

部屋に入って右手から見ると、最初に目に入って来るのが「マルタとマリア
の家のキリスト」。今回の展示では最大のサイズだ。これは、私は8月に
エディンバラでお目にかかっているので2ヶ月半ぶりの再会です。良く、
地球を半周して極東の地へ来なすったな。環境は違えど、君を歓迎する
ことは他の国に負けないから、滞在を楽しんでいってくれたまえ。

などなど、8作品のそれぞれとお話するのもまた楽し。

それで、一渡りフェルメールの絵たちとお話してから、最初に戻って
同時代のオランダ絵画を鑑賞する。そうすると、もう混んで来ていて、
他の人たちの頭越しでしか鑑賞することが出来ない。それでも、ヤン・
ステーンとかメツーとかなかなか良い作品を見ることが出来てハッピー
でした。

上野の森美術館に1.5時間ほどいて、さすがにそれ以上はいられず、
上野の山から下りて御徒町方面へと歩いてゆく。少し早めの昼飯を、
E君お勧めの中華屋さんで三人で食した後、K君は用事があるため別れる。
次に、やはりE君ご推奨の飲み屋「大統領」に移り、昼飲みが始まる。
平日の昼、現役の方々には重々申し訳ないと思いつつ、フェルメール
8作品を観た興奮の覚めやらぬ中、余韻に浸りながら朋と飲む昼酒の
何と旨いことよ。


前回以降の出来事について下記します。

8月1日(水)
  東京駅の北町ダイニングにて高校のクラスメート Y君と昼飲み。

4日(土)
  夕方、横須賀へ行き、2018年よこすか開国祭開国花火大会を見る。
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  30分間に花火約5,000発だそうだ。たーまやー

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  この機会にゲットした横須賀や戦艦三笠にゆかりの品々。

7日(火)
  昼前、銀座へ行き、コアビルの大志満(加賀料理)にて昼食を摂る。
  その後、カミさんが英国旅行用に新しいスーツケースを購入するの
  に付き合う。

8日(水)
  台風13号が関東に最接近。幸いこの時は危ぶんだ程の風雨では
  なかった。

11日(土)
  友人の奥様の新盆に参列する。合掌。

13日(月)〜21日(火)  英国縦断旅行
  帰国の感想。日本は暑い!

23日(木)
  朝一で浅草公会堂へ行き、(何を今頃ですが、)
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  映画「ザ・マミー」を観る。トム・クルーズも何もこんな映画に
  出なくても良いのに。おまけに、ラッセル・クロウまで引きずり
  込んで。
  終演後、三定で天ぷら定食を食す。昔はここも美味しかったの
  だろうなあ。

25日(土)
  午後一で、初台の新国立劇場へ行き、牧阿佐美バレエ団公演
  「飛鳥ASUKA」を観る。
  いにしえの都、奈良を舞台にくり広げられる竜神に愛された乙女の
  物語。(チラシから)
  なかなか壮大なストーリーだ。最近のバレエの特徴なのか、昔は
  大道具や書き割りで作成していた背景が大半スクリーンに投影の
  CGになっている。費用的にはどうなのだろう。再演する時にはCGの
  方が便利なのは確かだ。

27日(月)
  夕方、カミさん外出し、友達とミュージカル「赤毛のアン」を
  観に行く。
  当方、留守番していたら、凄い雷雨で驚く。カミさんが帰る時には
  小止みになっていたらしい。ラッキーな奴だ。

29日(水)
  朝一で六本木の国立新美術館へ行き、
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  「ルーブル美術館展」を観る。今回は、顔や頭ばかり。これは
  これで一興。
  昼ご飯は、ミッドタウンの鈴波さんで。

30日(木)
  夕方、池袋の東京芸術劇場へ行き
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  SIOフィルハーモニックオーケストラ・ドリームコンサート
  (指揮:汐澤安彦、チェロ独奏:飯吉仁奈)を観覧する。
  演奏曲目は
     ベートーヴェン       エグモント序曲
     ドヴォルザーク       チェロ協奏曲
     チャイコフスキー      交響曲第5番
   アンコール チャイコフスキー 眠れる森の美女から「ワルツ」
  マエストロ汐澤の繊細にして大胆な指揮にブラボー

9月2日(日)
  午後一で、また池袋の芸劇へ行き、混声合唱団コール・ミレニアム
  の第16回定期演奏会(指揮:北原幸男)を聴く。演奏曲目は
     ラター             グロリア
     サンサーンス        交響曲第3番オルガン付
     プーランク          スターバト・マーテル
     ブルックナー         テ・デウム
  サンサーンスの3番を除いて、普段聴く機会の少ない合唱曲ばかり
  なので、良い経験になる。特にスターバト・マーテルは、多くの
  作曲家によって作られているが、いずれも良い曲で、聖母の悲しみに
  寄せる思いが伝わってくる。

4日(火)
  歯医者。
  台風21号が襲い、近畿地方に大きな被害を齎す。今年は台風が
  多すぎる。

6日(木)
  朝、北海道地震の報を聞く。震度7だと。大変なことだ。
  スーパー銭湯「庭の湯」へ行く。

7日(金)
  夕方、五反田へ行き、旧勤め先(最後に所属していた部署)の
  現役&OBの宴会に参加する。みんな元気そうで良かった、
  良かった。

8日(土)
  知り合いにお招き戴き、米軍横須賀ベースにある士官用レストラン
  で本場?米国風ステーキをご馳走になる。入場時にパスポートを
  提示して通行証を貰うのが、常にない経験だ。広大な土地で、中を
  路線バス?が運行しているのが印象的だった。

9日(日)
  大坂なおみ選手が「US Open」に優勝したとのニュースが入る。
  あっぱれい
  午後一で杉並公会堂へ行き、ニューシティオーケストラの第73回
  定期演奏会(指揮:若宮裕)を聴く。演奏曲目は
     スッペ       喜歌劇「軽騎兵」序曲
     グリーグ      「ペール・ギュント」第1組曲
     ブラームス     交響曲第2番
   アンコール ワーグナー ローエングリン第3幕への前奏曲
  親しめる選曲で、日曜の午後を楽しめました。

13日(木)
  午後一で青葉台へ行き、大学同期四人でカラオケ大会(約3時間)
  +ちょい飲み会。これだけ楽しんで、ホントに誤嚥予防になるの
  だったら有難い話だ。

14日(金)
  血圧他の定期診療で病院へ行く。はい、特に変わりはありません。

16日(日)
  娘が奢ってくれると言うので、喜んで渋谷のふぐ屋へランチに行く。
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  たらふく食べて御馳走様。
  安室奈美恵が引退する間際なのでか、渋谷の街には安室さんの
  ポスターが沢山。

18日(火)
  元会社の先輩が近々開催するワイン会の事前打ち合わせと称して、
  飲み会。

19日(水)
  元会社の同僚にご招待戴き、「イコライザー2」の試写会に行く。
  デンゼル・ワシントンがまだ元気なところを見せてくれる。

20日(木)
  朝一で、神奈川近代文学館へ行き
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  「石井桃子展」を観る。石井さんって、クマのプーさんの翻訳や
  ノンちゃん雲にのるなどの著作で高名な児童文学者とは知っていた
  けど、101歳までほぼ現役で、これだけ膨大な業績を残したとは
  知らなんだ。

21日(金)
  浜松町の「更科」へ行き、昼飯にそばを手繰る。
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  酒の肴に戴いたそば板カナッペ(揚げたそば板を明太子クリーム
  チーズで) なんて、他の店ではあまりみかけない。こういうものが
  あるのが酒飲みに嬉しいところ。

  その後、増上寺へ歩いて行き、宝物展示室と徳川将軍家墓所を
  見学する。
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  秀忠&お江、家茂&皇女和宮ほかいろいろな徳川代々のお墓が
  並んでいる。以前は特別な時しか入れなかったのが、今はお代を
  払えば拝観できる。

22日(土)
  午後一で、すみだトリフォニー・ホールへ行き、FAF管弦楽団の
  第55回定期演奏会(指揮:森口真司)を聴く。演奏曲目は
     伊福部昭        交響譚詩
     イベール        交響組曲「寄港地」
     グラズノフ        交響曲第5番
    アンコール 伊福部昭 SF交響ファンタジー第1番から
  グラズノフも悪くないのだけれど、チャイコフスキーほど
  洗練されていない。一番楽しめたのはアンコールの「ゴジラ」。

26日(水)
  カミさんの叔母さんが引越しすると言うので、お手伝いに行く。

27日(木)
  夕方、サントリーホール(ブルーローズ)へ行き、
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  西澤安澄ピアノリサイタル「ダダ・ピアノVol.4 ドビュッシーと
  スペイン」を聴く。彼女のピアノで「ジョン・ケージの4分33秒
  より第1楽章」を初めて聴く。初演の時の観客は驚いただろうなあ
 (ー 驚いたと言うより怒った?)。

28日(金)
  昼前に神楽坂へ行き、大学同期の4人でランチ会。Yassheeくんが
  選んだ小粋なイタリアン Casa Valeria で歓談の花が咲く。
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  そのお店の近くにある善国寺の狛犬さんは犬ではなくて狛虎さん。
 (虎と言われれば、虎に見えないこともないけれど、ちょっと
 しょぼい虎だなあ。)

29日(土)
  次女が教員をやっている横浜市の某小学校の運動会を見に行く。
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  運動会の華は、やはりリレーですね。生徒も父兄も大いに盛り上がる。

30日(日)
  午後一で上野の文化会館へ行き、
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  菅野潤ピアノ・リサイタル<ドビュッシーへのオマージュ>を
  聴く。オール・ドビュッシープログラム。菅野さんのソロも
  良かったし(特に版画)、ゲストの海老彰子さんとの二台の
  ピアノでの演奏も素晴らしかった。アンコールの「夢」も
  印象に残る演奏。

Nick@これで、やっと9月末か。まだあと2ヶ月もある。


PS 以前も書いた、フェルメールの作品リストを、また書きます。
  Nick の自慢も混じっているので、ご興味がなければスキップ
 (無視)して下さい。

フェルメールは寡作の画家で、現存する作品数は30数点。疑問視されているものも含め、以下の37点が、良く画集などに掲載されている。そのうち、Nick がこれまで実物を拝んだものに * をつけてあります。

「聖プラクセディス」* (上野の国立西洋美術館が購入し、常設展に
            展示している。なので大概いつでも見る
            ことができる。先日観に行きました。)
「マリアとマルタの家のキリスト」*
       (以前の日本での展覧会、と今年8月にエジンバラで
        観た。更に今回のフェルメール展でも来日。)
「ディアナとニンフたち」* (マウリッツハイス&日本展覧会)
「取り持ち女」  (未見。来年フェルメール展で見られるかも)
「眠る女」
「窓辺で手紙を読む女」* (日本の展覧会)
「小路」*        (アムステルダム国立美術館&日本展覧会)
「兵士と笑う娘」
「牛乳を注ぐ女」*    (アムステルダム国立美術館&今回)
「ワイングラス」*    (今回)
「ワイングラスを持つ娘」* (日本展覧会)
「中断された音楽の稽古」
「デルフトの眺望」*    (マウリッツハイス)
「音楽の稽古」*      (今年8月にバッキンガム宮殿で)
「(手紙を読む)青衣の女」* (日本展覧会)
「天秤を持つ女」
「水差しを持つ女」
「リュートを調弦する女」* (日本展覧会)
「真珠の首飾りの女」*   (今回)
「手紙を書く女」*      (日本展覧会)
「赤い帽子の娘」*     (今回)
「真珠の耳飾りの少女」*  (マウリッツハイス&日本の展覧会)
「合奏」
「フルートを持つ娘」
「絵画芸術」*       (日本展覧会)
「少女」
「婦人と召使い」
「天文学者」*       (日本展覧会)
「地理学者」*       (日本展覧会)
「レースを編む女」
「恋文」*         (アムステルダム)
「ギターを弾く女」
「手紙を書く婦人と召使い」* (以前の日本展覧会&今回)
「信仰の寓意」
「ヴァージナルの前に立つ女」* 
      (今年8月ロンドン・ナショナル・ギャラリーで)
「ヴァージナルの前に座る女」* (    同上     )
「ヴァージナルの前に座る若い女」* (日本展覧会)

37点中、これまで見たのは24点。3分の2近くまで来たぞ!

今から一念発起して、上記の37点全部を見ようとしても、それは
出来ない。「合奏」が1990年に盗難に遭い、未だに行方不明だから。
また、最後の「ヴァージナルの前に座る若い女」は個人蔵なので、
展覧会などに貸し出されないと見られない。


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この記事へのコメント

旧まーちゃん
2018年11月29日 19:13
そば板カナッペ!美味しそうですね!
蕎麦がきが食べたくなりました(笑)
PS そういえば、伝え聞いたのですが知ってるお店がなくなったそうですね。ビックリでした。

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