六月は蒼く煙って 篇

2009年6月28日  

最近咲いている花。
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南天

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ルドベキアの一種

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マテバシイ

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梔子(くちなし、一重)


そろそろ6月も終わりです。

月の初めごろは、燕がスイ、スイっと、弧を描いてツバメ返しを演じるのをよく見かけましたが、そういう姿もそろそろ見納めかな。燕の雛たちも大半巣立ちを終えたでしょう。

5月の連休中に1泊旅行をした際に、宿舎のベランダにやけに燕がやって来るので、何だろうと思って見たら、換気口の上に巣作りをしていました。
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まだまだ建築材料を運んでこないと巣が出来上がらないね。がんばれよ。

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同じ時期、東京湾フェリーの乗船口近くで見かけた燕の巣。こちらの方には、もう雛が生まれていました。「エサはまだかなぁ。」
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「はい、お待たせえ。」


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これは我が家にある燕の巣。右の方の親は、ずっと飛んでいなければならないので大変だ。


この時期に似合う歌は何と言っても、松任谷由実の「雨のステイション」でしょう。この歌の歌碑があると聞いたので、西立川駅(青梅線)に行ってきました。西立川は、昭和記念公園へのアクセス駅になっていて、公園口という出口から同公園のゲートにまっすぐつながっています。そのゲートに行く途中の右側に、こういう形の歌碑が設置されている。
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歌碑建立の趣意書。


 雨のステイション

新しい誰かのために
私など 思い出さないで
声にさえもならなかった
あのひとことを
季節は運んでく  時の彼方
六月は蒼く煙って
何もかもにじませている

 雨のステイション
 会える気がして
 いくつ人影 見送っただろう

霧深い町の通りを
かすめ飛ぶつばめが好きよ
心縛るものをすてて
かけてゆきたい
なつかしい腕の中 今すぐにも
六月は蒼く煙って
何もかもにじませている

 雨のステイション
 会える気がして
 いくつ人影 見送っただろう

歌詞の中で、霧深い町の通りを かすめ飛ぶつばめが好きよ と言う部分がとても良い。

西立川駅では、発車メロディーも「雨のステイション」の一部を使っている。

燕についてのあれこれ(受け売りです)
①燕の巣は人家の軒下に作られることが多い。人間が怖くないのか、と不思議に
 思われるが、これにはカラスやスズメにいじめられないようにとの戦略がある、
 そうな。カラスもスズメもあまり人間の近くには来ないので。
②燕は英語で swallow 。英語の swallow にはもう一つ、飲み込む、という意味がある。
 (語源は別々なので、同じつづりになったのは偶然らしい。)
 日本語でも飲み込みことを医学用語で嚥下(えんげ)と言うが、英語に影響された
 ためかどうかは不明(どうも影響はなかった様だ)。
③1949年、旧国鉄がプロ野球の球団名を付ける時に、強そうな名前だからと
 「コンドルズ(ハゲタカ)」が候補に上がったが、これは、電車が混んどる、と言われ
 そうなのでボツ。座ろう、と音が似ている「スワローズ」に決まった
 ・・・ というのは俗説でマチガイ。国鉄が当時最速を誇った特急列車だった
 「つばめ」号に由来する、とのこと。(Wikipedia)
④西洋の格言で “One swallow does not make a summer.” と言うのがあります。
 (言語によっては、この「夏」が「春」になっているものもあるそうで、その言葉が
 話される土地の地理的位置によってつばめが飛来する時期が異なるのでしょう。)
 もとはアリストテレスの書物にある言葉とのことで、「一羽のつばめを見かけたから
 と言って、夏が来た訳ではない」(良いことが一つあったとしても、全体が良いとは
 限らない)と早合点を諌める言葉として知られています。
 今の季節ならば、さしずめ、One sunny day does not end the rainy season.
 「一日晴れの日があったからと言って梅雨が明けた訳ではない。」かな。


Nick@海燕の巣を食べてみたいな

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